【ライブレポ】BUMP OF CHICKEN「STADIUM TOUR 2016 “BFLY” 2016.07.16 日産スタジアム公演」

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BUMP OF CHICKENのスタジアムツアー"BFLY"の日産スタジアム公演(7月16日)に運良く行けたので、1ヶ月後となりますがライブレポートを書きたいと思います。

 

“BFLY” 2016.07.16 日産スタジアム公演 ライブレポ 

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前回のライブ『結成20周年記念Special Live「20」』に行った後に今回のライブに臨めたので、一生分の運を使い果たしたんじゃないかと思うくらい興奮してましたね。

人生初ライブ(もちろんBUMP OF CHICKENとしても)が『20』で、今回はツアーということで前回とは異なった雰囲気のライブを味わえるのかという楽しみもありました。

 

BUMP OF CHICKEN 結成20周年記念Special Live 「20」 (初回限定盤)[DVD]

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 快晴のもとで開放感のある会場でのライブ

会場へ入ると、屋内で行われた『20』とは違った、開放感がある場所で徐々に高揚感が高まっていきます。本当に雨が降らなくてよかったなと、今でも思いますね。

 

 席は【B10列 68番】という超良席。メンバーの表情・動きまでもが見える席でライブ開始まで緊張が収まらなかったです。座席にはPIXMOB(ピクスモブ)が置かれていました。ザイロバンドの装着経験がなかったので、これからどんな風に会場を彩ってくれるのかと、テンションが上がりましたね。

 

ステージを見ると大きなバックスクリーンがあり、シングル『Hello,world!』のジャケットをイメージした映像が映し出されていました。その映像のバックではアコースティックギターの音が印象に残るシンプルなインストが響いていました。

 

カウントダウン開始

開演300秒前になるとカウントダウンが開始。それと同時に数字の周りには宝石(?)が集まりだしてきます。開演が近くなるにつれてスクリーンに映っている宝石の量が多くなり、バックで流れているインスト曲の音の厚みが増していきます。この時点で緊張感と興奮が急上昇。何かぶつぶつとつぶやいてた記憶があるのですが、記憶にありません。「やばいやばい」「うわ、うわ」とか言ってたかもしれません。10秒前くらいからオーディエンスによるカウントダウンが始まり、0と同時に大歓声が。セトリは以下の通りです。

 

“BFLY” 2016.07.16 日産スタジアム公演 セットリスト 

 

01.Hello,world!

02.パレード

03.K

04.カルマ

05.ファイター

06.宝石になった日

07.アリア (初披露)

08.流星群

09.大我慢大会

10.孤独の合唱 (Acoustic ver.)

11.ダンデライオン(Acoustic ver.)

12.GO

13.車輪の唄

14.supernova

15.ray

16.虹を待つ人

17.Butterfly

-アンコール-

18.天体観測

 

 

01.Hello,world!

メンバー登場後、結構すぐに『Hello,world!』が演奏されます。

 開演前のスクリーン上の映像はこの為だったんでしょうね。開演前から1曲目の流れがよかったです。増川さんのギターソロ、かっこよかった。

 

Hello,world!

Hello,world!

  • BUMP OF CHICKEN
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

02.パレード

 エフェクトの効いた藤原さんの歌声とともに、ベースとドラムの音が胸に振動を与えます。ギターのリフが聴きたかった曲でもあるので、聴けてよかったです。

 

パレード

パレード

  • BUMP OF CHICKEN
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

03.K

『20』でも演奏されましたが、メンバーとの距離が近かったのもあってか、新鮮な感じで聴くことができました。疾走感がたまらない曲です。

 

K

K

  • BUMP OF CHICKEN
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

 

04.カルマ

学生の頃何回聴いたかわからないほど聴き込んでいた曲。今回のツアーで聴けるとは思ってなかったので純粋に嬉しかったですね。

 

カルマ

カルマ

  • BUMP OF CHICKEN
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

  

05.ファイター

スタッフによる小さい鍵盤の移動があったので、「これはもしや...」と思ったら鍵盤のイントロが始まり確信しました。Ah〜ah〜のコーラスが広い会場にとても映えていました。

 

ファイター

ファイター

  • BUMP OF CHICKEN
  • J-Pop
  • ¥250
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06.宝石になった日

きました。ライブですごく聴きたかった曲。切なくてきらびやかな歌声がライブではどう映るのかとても気になっていました。実際演奏が始まると、それほど音源との相違はなくじっくりと聴き込むことができました。

あと、あえて言わせて頂きますが、1番のAメロ冒頭、藤原さん、歌詞があやふやになっていませんでしたかね?Twitterでもそれに対して言及されている方がいなかったので、気づいてなかったのかと思いまして。お気付きの方いらっしゃいましたらコメント下さい!もやもやが消えないんです!

 

宝石になった日

宝石になった日

  • BUMP OF CHICKEN
  • J-Pop
  • ¥250
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07.アリア(初披露)

オルガン?のような流麗な音が響き出します。サビだけは聴いたことがありましたが、ほかのメロディや歌詞はまったく頭になかった曲でしたので、新曲をほぼ新鮮な気持ちでしかもライブ会場で生演奏で聴けたことは、素晴らしい経験だったなと思います。 

 

アリア

アリア

  • BUMP OF CHICKEN
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08.流星群

これまたきました。今回のライブで一番聴きたかった曲です。僕は『セントエルモの火』や『arrows』などのキラキラしたギターアルペジオだけのイントロに弱いのかもしれません。『流星群』もイントロでやられた曲のひとつですが、ライブで聴くとイントロのアルペジオがより一層映えますね。スクリーンに映る無数の流れ星には鳥肌が立ちました。

 

調子が良くなってきたのか、藤原さんの歌唱力が半端なかったです。広い会場に響く歌声に心地よさを感じながらも、終盤にかけて寂しさも比例して強くなっていきました。そんな気持ちと、後半のコーラス響くメロディが相まって、とても感動しましたね。また、会場全体をPIXMOBが青く染めてとても綺麗でした。またどこかで聴きたい1曲です。

 

流星群

流星群

  • BUMP OF CHICKEN
  • J-Pop
  • ¥250
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09.大我慢大会

ステージ上方から 『Butterflies』のジャケットのアイコンを真っ白に染めた模型のようなものが4つ吊り下げられて登場。このタイミングでButterflyか!?と思いきや、あのノリノリのイントロが演奏されます。スクリーンには、ミッ◯ーの手のようなイラストが手拍子してる映像が。藤原さんが顔の横で、足踏みしながら手拍子してる姿には可愛らしさが感じられましたね。曲中での掛け合いもあり、white noteのようなノリノリな一曲です。

  

大我慢大会

大我慢大会

  • BUMP OF CHICKEN
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  • ¥250
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10.孤独の合唱

メンバー曰く"恥ずかし島"への移動後初めに演奏された曲。

藤原さんが12弦のギターを使っていました。woo woo woo!のコーラスが楽しかった曲でしたね。スクリーンにも演奏中のメンバーの姿が映されるし、でも実物も見たいしで急がしい曲でした。楽しめた曲でしたしちゃんと曲は聴けていたので良しとしましょう。 

  

孤独の合唱

孤独の合唱

  • BUMP OF CHICKEN
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 11.ダンデライオン

BUMP OF CHICKENを知ってから早い段階で聴いた曲ということもあり、結構思入れのある曲です。それを今回のライブで聴けたことはとても嬉しかったですね。

あの軽快なイントロがアコギで奏でられ、そして会場全体はPIXMOBの黄色い光りで文字通り"金色の化粧"に。あの光景は一生忘れたくないですね。

 

ダンデライオン

ダンデライオン

  • BUMP OF CHICKEN
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12.GO

メンバーは恥ずかし島から元のステージへと移動し、GOが演奏されます。

ここで会場全体のボルテージが再び急上昇します。コンフェッティや銀テープが一気に放出され、メンバーも楽しそうに演奏しており、見てるこっちも楽しくなりました。スクリーンには、地球ではない、蛍光色が印象的などこかの惑星をモチーフとした映像が映し出されており、僕に『WILL』の映像を思い出させてくれました。

 

GO

GO

  • BUMP OF CHICKEN
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13.車輪の唄

SONGSと同じイントロの車輪の唄。スクリーンには真っ赤な夕焼けが映し出されていました。上から目線で申し訳ないですけど、本当に音楽とほかの演出との相乗効果を生み出すの上手いですよね。感動しました。

 

車輪の唄

車輪の唄

  • BUMP OF CHICKEN
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14.supernova

藤原さんの「せーの」が聞けましたね。「ランラーララーラー」の大合唱と会場内の一体感に圧倒され、感動を与えてくれた曲でした。 この曲を演ったのには正直驚きましたね。

 

supernova

supernova

  • BUMP OF CHICKEN
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15.ray

 イントロが始まった瞬間の会場内のテンションはまたまた急上昇。飛び跳ねる人も続出。流石最近のBUMPを代表するような曲です。PIXMOBの色が青と緑それぞれ光る人が出てきて、会場全体を見ると初音ミクカラー一色に。最後の藤原さんのアルペジオ終了後、「もっとほめて!もっとほめて!」と言わんばかりに手を仰いでました。今後のライブでも定番曲としてセットリストに居座るんだろうなという印象。とっても盛り上がりました。

 

ray

ray

  • BUMP OF CHICKEN
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16.虹を待つ人

「虹を呼ぶ雨の下」のところで「実際に大雨だとしたら歌詞とのマッチングでテンション上がったかな」と小さな妄想をしてみたり。この「虹を待つ人」はみんなでwoo woo woo!の合唱をしたかった曲。本当盛り上がりましたし楽しかったです。

 

虹を待つ人

虹を待つ人

  • BUMP OF CHICKEN
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17.Butterfly

最後の曲ですと演奏されたのは「Butterfly」。腕振り、手拍子、大合唱と、観客の感情が集約されて、メンバーと観客の感情がぶつかり合っているようなテンションMAXの1曲でした。最後、藤原さんのアコギの音だけが響きこれで終わりかと思っていたところ、再びwoo wooとコーラスが響き渡ります。観客は頭に?マークを浮かべ周りを見回します。僕も「え?スタッフさんのミス?」と思いましたが、メンバーが演奏を続け出したので、そのまま会場は再びノリノリに。数分間の間アウトロは続きましたね。レーザーが凄かった。

 

Butterfly

Butterfly

  • BUMP OF CHICKEN
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  • ¥250
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18.天体観測 

アンコールで、ライブTシャツに着替えたメンバーが登場。 最後の最後で「天体観測」を演ってくれました。コンフェッティや銀テープが再び放出されます。さらに花火も打ち上げられ、周りのテンションと歓声が爆発していました。今回も藤原さんの「イマというほうき星!」→観客「今も一人追いかけている」のやりとりがありましたね。ハイテンションで歌わせていただきました。締めの「天体観測」には、天晴れとしか言いようがないほど、最後を飾るに相応しい曲だったと思います。

 

天体観測

天体観測

  • BUMP OF CHICKEN
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  • ¥250
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まとめ

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簡単な感想

『20』に行った時には、初ライブでしかも20周年記念ライブということで、「BUMP OF CHICKENに会っちゃってるよ...」みたいな感覚や、セットリストの豪華さに対して若干放心気味になったりして、正直ライブ自体を本心のまま楽しめていない状態でした。実際ライブ終了はもう本当にあっという間でしたね。(ノレる曲はちゃんとノレてましたし、大好きな66号線なんて聴けると思ってなかったので感動してました。とは言っても初ライブで『20』は駄目です笑)

 

しかし今回は2回目のライブということで、前回のライブでの振る舞いのおさらいをした上での参戦でしたので、精神的な落ち着きは保てた状態でライブに臨めたと思います。とは言っても、BUMPはBUMPなので、気持ちの高ぶりや緊張感については抑えきれない状態で演奏を聴いてましたね。当時未リリースの『アリア』も聴けましたし、座席について言えば今後ないんじゃないかっていうくらいには超良席で聴けましたし。ボールも触ることができましたし笑。本当に楽しかったです。

 

 

セットリストについて

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セットリストについては、もう最高でした。前述しましたが、新曲の『アリア』が聴けたことは当時とても嬉しかったです。全曲最高で、聴きたいアルバム(Butterflies)曲も聴くことができたのですが、特によかった曲があるので僭越ながら書かせていただきます

 

まず『 宝石になった日』。これはライブ映えがどうなのかっていうところで気になった曲でもありました。いざ演奏されると、音源通り安定した状態で集中して演奏を耳にすることができましたね。

 

次に『流星群』。今回のライブで一番聴きたかった曲です。演奏されるだろうとは思ってましたが、実際演奏されるととても感動しましたね。なんといっても素晴らしかったのが藤原さんの歌唱力。会場に響く響く。歌の上手い下手はあまり口にはしたくないんですが、この曲は、藤原さんの歌の上手さと魅力的な声が最大限に生かされた曲だと思います。曲そのものの良さと、スクリーンに映った沢山の流れ星の美しさ、そしてPIXMOBが会場真っ青になった時、これら演出が相乗効果を生み出していた、そんな『流星群』でした。またライブで聴きたいです。今度は真っ暗になった会場で聴きたいですね。

 

最後に『天体観測』。『20』で聴いたときは一発目で演奏されたので、「最初かい!」とツッコミを入れたくなりましたが、今回は違います。最初から最後まで、素晴らしい曲達から感動をもらって至れり尽くせりのライブでした。が、ライブ中僕の頭からは『天体観測』が離れませんでした。本当の最後に天体観測だったので、演奏された時には、僕に限らず観客全員が、それまで高揚していた感情がさらに急上昇し、爆発する時を目の当たりにした瞬間でした。みんなで「オーイェーエーアハーン」を叫ぶことができたし、「今も一人〜」も歌うことができたし、やっぱり『天体観測』は最高です。スクリーンに映し出された「SONGS」テイストの映像も曲とマッチしてて綺麗でしたね。 

 

Butterflies(初回限定盤)(DVD付)

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 終わりに

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BUMP OF CHICKENのライブに2回しか行けてないですが、それでも強く思ったのが、「メンバーの仲の良さ」ですね。新曲やりますって言ったときの会場の「おぉ〜??」にエヘヘエヘヘと可愛らしい動作をする藤原さんや、ぎこちないMCで会場を冷や冷やさせる増川さん、そして本人曰く「にぎやかし担当」の直井さん、ライブでは「一切」マイクを通して喋らないという謎ルールを作っちゃってる升さん。

 

ライブでの談話だったりPONTSUKA!!でのおしゃべりだったりで垣間見せる「仲の良さ」が僕は好きで、そんな雰囲気の4人が作り上げるライブも楽曲も大好きだったりします。

 

言い方はとても悪いかもしれませんが、前から思ってたことがあって、「幼馴染である4人が過去遊んでいた延長上に今の4人がいて、現在作り上げている楽曲・ライブ・その他演出すべて、遊びの延長として、しかも遊びを通り越してしまうようなクォリティが物凄く高くてしかも大勢の人間に様々な影響を与えてしまう「遊び」を今も続けているんだ」とそんな風に思っていて(「天体観測」のMVがイメージしやすいですかね)、僕はそんな「遊び」を、たまには本当の遊びも交えながら、これからもリスナーにみせていって欲しいなと思っています。「BUMP OF CHICKEN」。良いですね!

 

 

もう遅いですがお誕生日おめでとうございます。あの日は「セントエルモの火」を聴いてましたね。

 

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